第25回日本高齢消化器病学会総会/第19回消化器病における性差医学・医療研究会

演題募集

演題募集期間

  • 2023年3月17日(金)~ 4月21日(金)
    5月12日(金)まで延長いたしました。
    5月19日(金)まで再延長いたしました。

応募資格

医師の発表は会員に限定されております。発表を希望する非会員の方は演題募集時に入会の手続きをとってください。下記ホームページをご参照ください。

共同演者は、会員に限りません。

日本高齢消化器病学会 入会のご案内

  • 消化器病における性差医学・医療研究会の入会につきましては、消化器病における性差医学医療研究会事務局にご連絡ください。
消化器病における性差医学医療研究会 事務局
川崎医科大学 消化管内科学内
〒701-0192 岡山県倉敷市松島577
TEL:086-462-1111/FAX:086-464-1195
E-mail:gastro2@med.kawasaki-m.ac.jp

発表形式とカテゴリー

公募シンポジウムおよび一般演題を募集いたします。

公募シンポジウム

下記テーマを募集いたします。

第25回日本高齢消化器病学会総会
シンポジウム「75歳以上の胆膵疾患への対応」司会のことば
  • 司会
    • 糸井 隆夫(東京医科大学 消化器内科)
    • 塩見 英之(兵庫医科大学 肝胆膵内科)

胆膵内視鏡の進歩は目覚ましく、従来のERCP関連手技に加えてEUS関連手技も開発され、胆膵疾患の診断治療に内視鏡は欠かせないものとなっている。一般的に、内視鏡手技は外科的手技や、経皮的手技と比較して低侵襲と言われているが、ERCPでも術後腸管症例や肝門部領域胆管閉塞に対する複数本のステント留置、さらには近年開発されている超音波内視鏡下ドレナージなどの高度の内視鏡手技は比較的高難度とされている。そうした中、高齢化社会が進んでいる日本は、こうした高度な内視鏡手技をどこまで安全に行えるかが議論されている。本シンポジウムでは75歳以上の高齢者における胆膵内視鏡診療の実際とそのアウトカムについて議論したい。多数の応募を期待する。

シンポジウム「75歳以上の肝癌、肝炎への対応」司会のことば
  • 司会
    • 名越 澄子(埼玉医科大学総合医療センター消化器・肝臓内科)
    • 厚川 正則(日本医科大学 消化器内科学)

近年、慢性肝疾患特にウィルス性肝疾患の患者は、ウィルスの排除あるいはコントロールの程度に関係なく高齢化傾向にある。B、C型肝炎に対する抗ウィルス薬は肝の炎症や線維化進展ならびに肝発癌への進展を抑制しうる。またその高い安全性から高齢者に対しても積極的に投与されていることが推測される。一方、脂肪肝やSVR後のC型肝炎患者における肝発癌が増加しており、B型肝炎患者においても核酸アナログ製剤内服中の肝発癌が増加している。全身化学療法や外科的手術も含めた集学的な肝癌治療において高齢者に関するいくつかのevidenceが報告されているが、いまだ十分ではない。本シンポジウムでは75歳以上の高齢者の肝癌、肝炎の治療に関する各領域のスペシャリストからの多くの演題の登録を期待し議論を深めたい。

シンポジウム「75歳以上の消化管がんに対する内視鏡治療」司会のことば
  • 司会
    • 河合  隆(東京医科大学 消化器内視鏡学分野)
    • 後藤  修(日本医科大学 消化器内科学)

超高齢社会が到来した本邦の癌診療において「低侵襲」は無視できない重要なキーワードであり、低侵襲の代名詞ともいえる軟性内視鏡治療が将来の消化管がん診療を支える中心的な役割を担うであろうことは想像に難くない。ポリペクトミーの成功で幕を開けた内視鏡治療はEMRを経てESDで円熟期を迎えたが、高齢者を対象とした場合、その適応や安全性、妥当性に関しては未だ多くの課題が残されている。併存疾患や予後を加味したうえでAPCやPDTなど「病変の一括切除・回収」に拘泥しない治療法も選択肢の一つとなりうる。一方で、LECSに代表される外科とのコラボレーションによって、定型的な外科手術によらない機能温存治療を目指す方向性も提案されている。さらに、内視鏡切除後非治癒症例に対して、画一的な追加外科切除を回避しQOLを担保する方向性も今後さらに議論されてしかるべきテーマであるといえる。本シンポジウムでは高齢者を75歳以上と定義し、頭頚部から肛門に至る消化管がん(SMTを含む)に対する内視鏡治療に関する演題を広く募集し、その現状を把握したうえで、その将来展望について思いを巡らせるセッションとしたい。

シンポジウム「高齢者の炎症性腸疾患への対応」司会のことば
  • 司会
    • 久松 理一(杏林大学医学部 消化器内科学)
    • 穂苅 量太(防衛医科大学校 消化器内科)

炎症性腸疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎)の患者数は増加傾向が続いている。従来、炎症性腸疾患は若年層に発症し慢性に経過する難治性疾患で就学、就労、労働生産性の低下などが課題として取り上げられてきた。しかし、人口全体の高齢化に伴い高齢者の炎症性腸疾患患者が増加してきており、これに伴い、併存疾患のマネージメント、認知機能やフレイル、ポリファーマシー、など新たな問題が浮かび上がってきている。また、高齢発症潰瘍性大腸炎の報告も増えてきており重症化や手術リスクが高いとされている。このように高齢者炎症性腸疾患のマネージメントは今後重要な課題になってくることは間違いなく、本セッションではこれに関する演題を幅広く取り上げてディスカッションしたい。

合同シンポジウム「高齢者に多いGERDと便秘症の病態・診断・治療
(性差も含めて)」
司会のことば
  • 司会
    • 春日井邦夫(愛知医科大学 消化管内科)
    • 永原 章仁(順天堂大学 消化器内科)

GERD、便秘症は加齢と共に増加する疾患であると同時に性差を有する疾患である。これまで、高齢者では食道裂孔ヘルニアや円背によりGERDが増加すること、便秘の増加には生活習慣の変化、併存疾患の影響などが論じられているが、実地臨床ではこれらのマネージメントにしばしば難渋する。

高齢者では内視鏡検査施行のみならず、自覚症状の聴取すら困難な例もある。さらにフレイル、サルコペニアといった高齢者特有の問題に加え、併存疾患や治療薬による病態の修飾など、高齢者医療独特の問題が山積しており、若年書と同様には医療は語れない。便秘治療では、現在多くの種類の新規機序薬が上梓されているが、それらの用法、用量や使い分けについてはいまだ明確な答えが得られていない。

本シンポジウムでは、診断や検査の工夫、治療薬の使い分けやそのポイント、予後など、高齢者医療、性差医療について幅広く最新の知見のご発表を期待している。

第19回消化器病における性差医学・医療研究会

シンポジウム

  1. 消化管疾患と性差
  2. 胆膵疾患と性差
  3. 肝疾患と性差
一般演題

文字数制限

演題名 80文字以内
抄録本文 600文字以内
  • 半角の英数字は2文字で1文字とします。
  • 特殊文字の使用はできません。
  • 投稿の際には「所属機関名、所属科名」はお間違いの無いようにご注意ください。
  • プログラム・抄録集には投稿された情報で掲載いたします。

利益相反について

  • 利益相反(conflict of interest: COI)とは、医学医療の研究によって社会に還元される公的利益と産学連携等により生じる私的利益があり、このような二つの利益が会員個人の中に生じる状態を指します。「臨床研究の利益相反(COI)に関する共通指針」の細則に基づき、COI状態の開示をお願い致します。

日本高齢消化器病学会総会

上記、特定非営利活動法人日本高齢消化器病学会ホームページより詳細のご確認をお願い致します。 なお、「発表者(共同演者を含む)のCOI自己申告書(様式1)

COIあり
COIなし

第19回消化器病における性差医学・医療研究会

消化器病における性差医学・医療研究会は日本消化器病学会の附置研究会の為、日本消化器病学会の様式を掲載しております。

COIあり
COIなし

採択通知

ご登録いただきましたメールアドレスに5月下旬を目途にお送りいたします。

応募演題の採否、発表順等は会長に一任とさせていただきます。

登録方法

第25回日本高齢消化器病学会総会/第19回消化器病における性差医学・医療研究会ポスター
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