第41回日本大腸検査学会総会(The 41st Meeting of the Japan Society of Colon Examination)

演題募集

演題募集期間

  • 演題募集は締め切りました。
    多くのご応募、誠にありがとうございました。

本会では、一般演題の募集は行っていません。シンポジウム1~3の演題を募集しておりますのでご注意ください。
締切日直前にはアクセスが集中してつながりにくくなる事がございますので、時間的な余裕をもってご登録ください。

発表形式

全て口演発表となります。

字数制限など

  • 共同演者数:10名まで
  • 所属機関数:10施設まで
  • 演題名:60文字以内
  • 抄録本文:全角800字以内以内

募集カテゴリー

下記より選択してください。

  • シンポジウム1
    「低侵襲な大腸検査法の現況と将来展望-大腸内視鏡の工夫、大腸カプセル内視鏡、大腸CT検査など-」

司会の言葉

司 会:永田 浩一(永田内科・消化器科医院、福島県立医科大学 消化器内科学講座)
    大宮 直木(藤田医科大学医学部 先端光学診療学講座)

 2022年のがん統計予測によれば大腸がんは罹患数で第1位、死亡数で肺がんに次いで第2位であるが、大腸がん一次検診受診率は50%に満たず、便潜血陽性者の精検受診率も70%前後である。精検未受診の理由として腸管洗浄剤の服用が大変、検査が痛くて辛い、恥ずかしい、自覚症状がない、時間がない、痔による出血と認識との回答が多い。便潜血検査や大腸内視鏡を実施することで大腸がんの罹患数や死亡数を減少させることが証明されているが、これら大腸内視鏡の障壁を克服するには、前処置、鎮静・鎮痛、内視鏡のデバイスや挿入法のさらなる工夫が必要である。また、精密検診受診率向上のために、より低侵襲な大腸検査法である大腸CTや大腸カプセル内視鏡の導入も考慮される。
 本セッションでは低侵襲な大腸検査法の最新の知見をご発表頂き、今後の展望について討論したい。まだ臨床に応用されていないpreliminaryな報告も歓迎する。
  • シンポジウム2
    「先進的な大腸内視鏡検査法の実用化に向けて-超拡大内視鏡、内視鏡AI、Confocal laser endomicroscopyなど-」

司会の言葉

司 会:炭山 和毅(東京慈恵会医科大学 内視鏡医学講座)
    一政 克朗(昭和大学横浜市北部病院 消化器センター)

 近年の内視鏡機器の発展および治療技術の進歩により、大腸内視鏡の診断精度や治療成績は向上している。生体内でのpit pattern観察を可能とした拡大内視鏡の登場以降、画像強調内視鏡(NBI, BLI, LCI, TXI)や超拡大内視鏡(endocytoscopy)、共焦点内視鏡(confocal laser endomicroscopy)が次々と臨床活用できるようになり,存在診断および質的診断の進歩に大きく寄与してきた。また、AIによる診断支援ソフトの登場および実用化により、内視鏡診療は新たな時代の幕開けを迎え、内視鏡診療が高いレベルで均てん化されていくことが期待されている。我々は、これらさまざまなモダリティを駆使し、病変の本質を見極め的確な内視鏡診断に迫っていく必要がある。
 本シンポジウムでは、病変の拾い上げ診断、腫瘍・非腫瘍の鑑別診断、癌の深達度診断、炎症性腸疾患の評価、quality indicatorなど大腸内視鏡診療に関する先進的な知見、萌芽段階の研究成果、実臨床での工夫も含め、症例数や職種を問わず幅広い演題を発表して頂き、活発に議論したい。
  • シンポジウム3「直腸病変の謎に迫る」

司会の言葉

司 会:藤盛 孝博(社会医療法人神鋼記念会 神鋼記念病院 病理診断科)
    樫田 博史(近畿大学医学部 消化器内科)

 大腸癌が直腸に好発することは知られているが、隆起型腺腫や表面・陥凹型腫瘍(IIcやLST-NG)は案外多くない。では、進行直腸癌の前駆病変は、どのような病変であろうか?候補として最初に上がるのは側方発育型腫瘍(LST-G)であり、大きいLST が直腸に好発することも知られているが、それのみで全ての直腸癌を説明できる訳ではない。大腸鋸歯状病変はどうであろうか?近年SSLが大腸癌の前駆病変として重要な存在であることが知られ、serrated pathway と呼ばれるが、圧倒的に右側結腸に多く、直腸に認めることは稀である。過形成性ポリープ(HP)は直腸に非常に好発するが、これらが癌になることはないと一般的に信じられてきた。しかし、SSL が最初は SSA/P と呼ばれ腫瘍であるかどうかも明確でなかったように、これまで非腫瘍とされてきたHPが実は腫瘍である可能性も否定しきれなくなってきた。鋸歯状腺腫(TSA)はS状結腸から直腸に好発し発癌のポテンシャルを有するが、病変の発生頻度が通常型腺腫やHPに比較して遙かに低い。いっぽう、表面が鋸歯状を示しながら深部では通常型腺腫に近い病変が報告され、SuSAと呼ばれている。TSAの前駆病変ないし亜型とも考えられ、この病変を含め、serrated pathway やalternative pathway の多様性が伺われる。
 現時点で全容の解明は困難であるが、本シンポジウムでは、これら直腸病変(とくにRb・Raに限る)の謎に少しでも迫るべく、積極的な御応募を期待している。

※ 看護師、内視鏡検査技師はじめ、メディカルスタッフの皆様からの多くの演題応募をお待ちしております。
   奮ってご応募ください。

注意事項

  1. 図表の使用はできません。
  2. 英字および数字は、スペースを含め半角で入力してください。
  3. 登録された抄録に関しては、誤字・脱字・変換ミスを含め、原則として事務局では校正・訂正を行いません。
    そのまま印刷されますので、登録者の責任において確認してください。

※ 所属の記載は学会事務局にて調整する場合がありますのでご了承ください。

演題採択

演題の採否通知は、2023年8月中旬を予定しております。

筆頭著者のメールアドレスに配信いたします。

応募方法

  1. 演題募集は、演題登録システムを利用し、本ページからのオンライン登録のみ受付いたします。
  2. オンライン登録システムでは、【Firefox】【Google Chrome】【Microsoft Edge】【Safari】の各最新版で動作確認を行っております。
  3. 必ずご本人に連絡ができる電子メールアドレスが必要になります。

登録演題の確認・修正・削除

  1. 演題登録後は、確実に登録されているか、「確認・修正画面」にて演題登録番号とパスワード、メールアドレスを用いて必ずご確認ください。
  2. 演題登録の受領はメールで行います。演題登録受領のメールが届かない場合は、メールアドレスの入力が間違っていることや、セキュリティ設定のため受信拒否と認識されている可能性があります。迷惑メールなどをご確認いただき、届いていない場合は、下記お問い合わせ先までご連絡ください。
  3. 抄録内容の修正を必要とされない方も、念のため「確認・修正画面」にて抄録が登録されていることを確認されるようお勧めいたします。
  4. 演題登録募集期間中は、何度でも演題の修正が可能です。その際、演題登録時の演題登録番号およびパスワードが必要になります。
  5. 演題登録期間後に、演題を削除される場合は下記運営事務局までお問い合わせ下さい。

演題登録 問い合わせ

第41回日本大腸検査学会総会 運営事務局
〒113-0033 東京都文京区本郷4-1-5 石渡ビル6F 株式会社プランニングウィル内
TEL:03-6801-8084 FAX:03-6801-8094
E-mail:jsce41@pw-co.jp
第41回日本大腸検査学会総会ポスター
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総会事務局

  • 医療法人隆風会藤井隆広クリニック

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