会長挨拶

第26回日本高齢消化器病学会総会

会長

第26回日本高齢消化器病学会総会 会長
埼玉医科大学総合医療センター 消化器・肝臓内科
名越 澄子

第26回日本高齢消化器病学会総会を2024年7月19日(金)、20日(土)に大宮ソニックシティにおいて開催させていただくこととなり、大変光栄に存じます。合同開催となる第26回消化器病における性差医学・医療研究会の当番世話人の日浅陽一先生とともに鋭意準備を致しております。

本学会におけるこれまでの多くの報告では、高齢者の消化器疾患における診断・治療は、非高齢者と同等の安全性と有用性があることが示されています。しかし、高齢者は腎障害や脳血管障害などの併存疾患が多く、COVID-19禍により進行したフレイルや低栄養状態などにも配慮して、包括的に対応する必要があります。個人差の大きい高齢者の心身機能を総合的に評価し、消化器病診療にいかに反映させるべきか、議論を深める場と致したく存じます。また、高齢者特有の病態や年齢による差異など、幅広い消化器関連分野からの多くの演題をご応募いただきたく、何卒よろしくお願い申し上げます。

会場は新幹線も停車する大宮駅から徒歩約3分にあります。是非、多くの皆様のご参加をお願い申し上げます。

第20回消化器病における性差医学・医療研究会

会長

第20回消化器病における性差医学・医療研究会 当番世話人
愛媛大学大学院 消化器・内分泌・代謝内科学
日浅 陽一

この度、代表世話人の塩谷昭子先生、そして世話人の先生方に御推挙を賜り、第20回消化器病における性差医学・医療研究会を、第26回日本高齢消化器病学会総会会長の名越澄子先生とともに7月20日に大宮ソニックシティで開催させていただくことになりました。

名越先生とともに作成いたしましたポスターでは、川越の背景に、愛媛・松山の雰囲気として坊ちゃんとマドンナに登場いただき、性差医学・医療について啓発できる機会となるように、ご配慮をいただいております。消化器医にとって、性差を理解することで、病態の正確な把握のみならず、病気を持ちながら生活されている患者さんへの配慮につながると思われます。ぜひ、この研究会が、消化器疾患における性差とそれに基づく診療に役立てる機会となりますことを願っております。

今回の研究会から、共著者のどなたかお一人が会員ですと発表できることになりました。開かれた研究会として本研究会が今後発展していく礎となるべく、性差のエビデンスや症例検討のみならず、診療体制や、医療スタッフなど、どのような内容でもかまいませんので、ぜひ多くの先生方より演題を賜りたく存じます。

ご配慮を賜りたく、何卒よろしくお願い申し上げます。

第26回日本高齢消化器病学会総会/会長:名越 澄子(埼玉医科大学総合医療センター 消化器・肝臓内科 教授)、第20回消化器病における性差医学・医療研究会/会長:日浅 陽一(愛媛大学大学院 消化器・内分泌・代謝内科学 教授)