第40回日本産婦人科感染症学会学術集会(The 40th Annual Meeting of the Japan Society for Infectious Diseases in Obstetrics and Gynecology)

会長挨拶

第40回日本産婦人科感染症学会学術集会 開催にあたって

会長

第40回日本産婦人科感染症学会学術集会
会長 川名 敬
日本大学医学部 産婦人科学系産婦人科学分野 主任教授

このたび、第40回日本産婦人科感染症学会学術集会を「産婦人科感染症:プロフェッショナルの伝承」をテーマに、2024年5月25日(土)~ 5月26日(日)に京王プラザホテル(新宿)で開催させて頂く運びとなり、鋭意準備を進めております。

日本産婦人科感染症学会の前身である日本産婦人科感染症研究会の発足は今から30年以上前に遡ります。産婦人科領域の感染症としては性感染症、性器や骨盤内感染症、母子感染、感染症が原因の流早産や不妊不育、周術期感染症、さらにHPV感染と子宮頸がん等、日常臨床では大きな分野を占めております。これらの診断と治療に際してその科学的根拠や感染病態を明らかにすることが必須で、研究面でも感染症の病理や免疫応答に関する研究等、重要な分野と言えます。

日本産科婦人科学会では現在専門分野として周産期、腫瘍、生殖、女性ヘルスケアの4分野がありますが、感染症もその広範囲性から周産期、腫瘍、生殖、女性ヘルスケアのすべての領域を横断的に網羅する分野です。そのために日本産婦人科感染症学会学術集会は、全ての産婦人科領域の専門家が参加されていますし、様々な領域のトピックスをテーマにしたセッションが組まれています。専門分野を越えてすべての産婦人科医師が一堂に会する学会が本学術集会です。さらには産婦人科感染症に関わる他科の先生方や医療スタッフの方々にもご参加頂きたい学会となっております。

つきましては、第40回日本産婦人科感染症学会学術集会の開催にあたり、最新の技術の紹介や情報の交換を目的として、共催セミナー、企業展示も開催いたします。
産婦人科のサブスペシャリティーを越えて先生方がご参集されますので、絶好の情報共有の場になると確信しております。

みなさまからの多くの演題応募およびご参加を心よりお待ち申し上げております。