第38回日本大腸検査学会総会(The 38th Meeting of the Japan Society of Colon Examination)

ご挨拶

第38回日本大腸検査学会総会
会長 山本 博徳
(自治医科大学 内科学講座 主任教授)

このたび、伝統ある日本大腸検査学会の第38回総会を2020年10月30日(金)・31日(土)の2日間、JA共済ビル カンファレンスホールにて開催させていただくことになりました。
ご指名いただき大変光栄に感じております。

現在、工藤進英理事長(昭和大学横浜市北部病院消化器センター)をはじめ役員の先生方のご指導の下、鋭意準備を進めているところでございます。

今回はメインテーマを「大腸検査のcutting edge」とさせていただき、「腫瘍から炎症まで」幅広いテーマにおける最先端の話題を取り上げ、専門医の先生方の活発なご議論をいただきたいと考えています。また、研修医や看護師、内視鏡技師等のコメディカルの方にも基本から実践まで幅広く学べるよう、検査・治療の技術習得に役立つハンズオン・トレーニングセミナーなども例年同様準備させていただきます。

大腸癌はいまだに増加傾向にあり、大腸癌対策は重要な課題となっています。大腸内視鏡をはじめとする大腸検査はその重要な手段であり、診断能の向上、治療技術の進歩はまだまだ追及していかなければならないテーマだと考えています。また、炎症性腸疾患や機能性消化管疾患の診療においても大腸検査の役割は重要であり、医師のみならずコメディカルの皆様も含めた理解と医療レベルの向上が望まれます。

具体的内容としては、理事長講演のほか、特別講演として大腸ESDを中心とした内視鏡治療の最前線を、教育講演にはAIを用いた内視鏡診断、憩室出血の検査、マネージメントを、またシンポジウムにはADR改善など大腸腫瘍発見率の向上、苦痛のない大腸内視鏡検査、IBDにおける大腸検査などを予定しています。その他、ランチョンセミナー、アフタヌーンセミナーも準備しております。

また例年同様EMR・ESDハンズオン、カプセル内視鏡・CTCハンズオン、大腸内視鏡挿入法のハンズオンを企画していますが、いずれのハンズオンにおいても医師のみならず内視鏡技師、看護師の方に適切な介助法を学んでいただけるような内容としたいと考えています。

今回の大腸検査学会も日本消化器内視鏡技師会更新ポイント対象学会として関東消化器内視鏡技師会の協力も得て魅力のある学会にしていきたいと考えています。

多くの皆様のご応募、ご出席を心よりお待ちいたしております。

総会事務局

自治医科大学 内科学講座
消化器内科学部門
事務局長:林 芳和
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