【事務局】

法政大学 生命科学部
環境応用化学科内

〒184-8584
東京都小金井市梶野町3-7-2

【運営事務局】

株式会社
プランニングウィル内

〒113-0033
東京都文京区本郷4-1-5
石渡ビル6F
TEL:03-6801-8084
FAX:03-6801-8094
E-mail:jsao55@pw-co.jp

大会長挨拶

第55回日本人工臓器学会大会
大会長山下 明泰
法政大学生命科学部環境応用化学科
同大学院理工学研究科応用化学専攻 主任教授

第55回日本人工臓器学会大会 大会長 山下明泰

第55回日本人工臓器学会大会を法政大学市ヶ谷キャンパス(東京都千代田区)において開催させていただくこととなりました。

日本人工臓器学会は生体臓器や組織の一部を代替する装置の開発を目的に、昭和37年に設立されました。関連する学術団体の中では、わが国で最も伝統のある学会です。その前身である人工内臓研究会の第1回研究会が開催されたのは、米国の第1回人工内臓学会(ASAIO)に遅れること僅かに2年、昭和31年のことでした。世界的に見ても歴史と伝統のある本学会の大会を、当教室でお世話させて頂くことは、この分野に活動の基盤をおいてきた研究者として、無上の喜びとするところであります。

人工臓器は各国の医療制度や経済状態により、その発展の過程を大きく異にします。わが国では早くからこの分野の研究が進み、米国をはじめとする諸外国としのぎを削ってきました。最近は、インターネットによる通信技術に加えて、3Dプリンタや再生医療の臨床への応用も現実化し、古典的な「人工臓器」とは一線を画す新しい技術が生まれつつあります。そこで、第55回大会のメインテーマを「コラボレーションの人工臓器」としました。このテーマには、人も物も総動員して、新しい、優れた技術を開発したいという願いを込めました。

これまで「医学と工学」や「産官学」について、対等な連携が提案されてきました。また「男女共同参画」についても、色々な学会で取り上げられていますが、このようなテーマが繰り返し取り上げられる裏側には、未だ道半ばであることを否定できません。第55回大会では、これらの真の意味を問い直し、新たな方向性を示したいと思います。そのためには歴史を紐解くことも重要であり、各分野でエポックメーキングとなった研究や論文を振り返り、近未来の人工臓器研究のあるべき姿を提示したいと考えています。

長い日本人工臓器学会の歴史の中で、工学系の大会長は小職で4人目となります。会場は医学部のない法政大学の講堂ですが、ご参加の皆様におかれましては、原点回帰のご寛容を以てご協力頂きたく、平にお願い申し上げます。

参加者の方が、情報交換を行い、実りの多い学会となりますよう、事務局一同鋭意準備を進めております。 多くの皆様からの演題のご応募およびご参加を心よりお待ちしております。